http://www.targma.jp/fbrj/ に移転しています

タグ: 山岸貴司

―昨年、レフェリーに怪我人がいなかったのかな。と思いますし、フィジカルも充実していた。山岸さん、昨シーズン振り返っていかがですか?

 

怪我が少ないのは、思いのほか、嬉しい誤算でしたけど、皆が意識してくれたことの繰り返し繰り返しのトレーニングがそういう怪我の予防に繋がったのかなと思うので、やっぱり真ん中のピラーというか、ここだけ強くするんじゃなくて、真ん中から強くするのが、今年も継続してやっていきたいなと。それだけが怪我の予防になったとは思わないんですけど、皆、凄く手ごたえを感じてくれて、吉田(寿光)さんなんかも「物凄い良い」って言ってくれるんで、逆にちょっと困っちゃっているんですけど(笑)51歳の体じゃないですよね。

 

―今日もバリバリでしたもんね。

 

今が一番進化しているピークだっておっしゃるくらい。若い時よりも今が全然良いと。

続きを読む

Football Referee Journal

Facebookページも宣伝


―(スチール代表者)色々と分かれて練習されていましたが、どのような狙いがあったのでしょうか?


ゴール前の練習は、判定を間違ってはいけないポイントですね。そこに、フィジカルを入れました。
廣嶋(禎数:JFAトップレフェリーインストラクター)さんのブロックは、レフェリーとアシスタントが協力しながらトレーニングします。その中で、レフェリー、そしてアシスタントのポジション、視点からお互いの判定はどう見えているのか。
中央で行っていた練習は、まずスプリントがあって、そこからジャッジします。選手の意図、悪さっていうんですかね。それを感じるっていうトレーニングですね。
全てに共通しているのは、立っているのではなく、動きながらです。実際のレフェリーは心拍数が上がっていますから。


―合宿の軸みたいなものはあるのでしょうか?


今回は『ピラーストリングス』というのですね。真ん中の自分の柱。昔でいうと、体の軸、センターっていう言葉を使っていたんですけど、最近はピラーという言葉を使っていまして。真ん中がブレないようにというものですね。柱が走る時も、曲がったりブレたりしないように体を使おう。これによって、加速のメリット、走り出しの速さが生まれます。そして、加速した後にブレないというのは、しっかりと止まることにも繋がります。姿勢が改善されれば、無駄な力で走るということがなくなる。疲労の軽減になります。疲労は肉体だけではなく、頭もそうですよね。


―レフェリーの方が、笛を吹く(判定する)ことで重要になるポイントというのは?


やはり心拍が上がった状態、ドキドキしながら判断しなければいけないというのは凄く大変です。しかも、レフェリーは、走れるようになることが目的ではないですよね。しっかりと走った後に、判定できるということが大切です。ランナーのように、まっすぐ早くだけではダメですよ、と。


―じゃあ、選手とはまた違いますね。


選手とは別物です。選手みたいにボールは蹴りません。接触もありません。ただ、選手と同じ要素もあります。加速、動き出しの要素ですね。止まること。止まってから、次のリアクションに繋げる動作。そういったことは共通した要素ですね。


―普段注目されないけど、悪いと注目される大変な職業ですよね。


私もこの仕事について六年目なのですが、こういう仕事があるんだなと。それまでチームにいたので、どちらかというと異議も言ってましたし(笑)。いずれにせよ、レフェリーはサッカーにおいて、凄く大事な存在ですよね。選手は過酷なトレーニングで、心身ともに開幕に合わせている。我々レフェリーも合わせようというのが、このトレーニングでもありますね。
レフェリーの世界で圧倒的に足りないのは、ストリングスへのアプローチが少ないんですね。だいたい「トレーニングしてください」というと、自宅に帰って走ることとか、たまに泳ぎますとか。選手のように腿を鍛えたりとか、お腹を鍛えたりとか。そのような発想が少ない。そのピラー、柱を作るためには、真ん中の筋肉をしっかり使えなければいけないですね。
続きを読む

このページのトップヘ