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Category: コラム

名波浩氏と野々村芳和氏の歯に衣を着せぬ議論が話題のJリーグラボに、日本サッカー協会と契約するプロの審判員で、FIFAワールドカップ2014ブラジル大会にも国際副審として出場した名木利幸氏が出演した。
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ザッケローニ監督のコンディション調整に危機感を覚えていた私は、二年前の20123月。FootballWeeklyに『コンディションの問題ではなく、ザックの問題』というコラムを寄稿している。

敗因をコンディションで片付けてしまうと、ジーコ監督時の日本代表、オールスターサッカーと同じ。今日の試合であれば、あきらかに内田、遠藤保仁、長谷部誠、ハーフナー・マイクが良くなかった。ならば、アイスランド戦である程度のパフォーマンスを見せた槙野智章や駒野友一、中村憲剛、前田遼一というチョイスだってある。そういったチョイスがないから、いつまでたっても、遠藤、長谷部の代えで名前が上がる選手が少ないまま。メンバー固定化の弊害がすでに生まれてしまっている。

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2014FIFAワールドカップブラジル大会を終えて帰国した西村雄一主審が、ベテランライターでコラムにも定評のある武智幸徳氏とトークショーを行った。

 

「(ワールドカップの割り当てというのは)巡り合わせが色々ありまして、今回はブラジルでやるワールドカップで開幕戦がホスト国のブラジル対ヨーロッパのクロアチアになってしまった。南米、ヨーロッパのレフェリーは吹けません。その中で、アジアの何人かいるレフェリーのなかで、『(割り当てがチーム西村に)当たりそうだな』というのはありました。『なんとなく危ないぞ』と。大変光栄なんですけど(笑)『これは可能性としては高いぞ』と心の準備はしていた。二月くらいにワールドカップの研修会が決まった時に、リスト見た時に、2010年大会からの継続できているレフェリーが4人プラス15人なんですけど、5人のベテランレフェリーに対して、期待されていることというのは、「誰がやっても難しい試合を何とか終わらせてくれ」となると思っていたので、そうすると難しいゲーム、ホスト国、(対戦相手が)ヨーロッパ。『危ないぞ』という感じで。

何度かあるんです。いつも私がやるゲームは南米対ヨーロッパなんですね。たとえば、コンフェデレーションズカップでいえば、スペイン×ウルグアイ。オリンピックで言えばブラジル-ベラルーシ。ホスト国のチームジミ(イギリス代表)対ウルグアイ。いつもブラジル、ウルグアイ、オランダ。そういった所は、いつも僕が吹くので。ただ、優勝したドイツは、実際にやっていないんです。アルゼンチンも割り当てなくて。

ブラジル、オランダ、ウルグアイ、スペインはずぅっとです。アンダー17もそうですし、アンダー20世代もそう。そして、オリンピック世代。そして、A代表。そういった所でそれらのチームをちゃんとやれるように、FIFAのプロジェクトの一つだったんですよね。」

 

―アンダー世代からの流れがあって、その実績が認められたんですね。

 

「あとは、僕だけではなくて、90年の高田さんであるとか、96年(98年)フランスの岡田さんとか、2002年の上川さん、2006年廣嶋さんとか、日本人が継続して、非常にワールドカップと良い形でいっている。そういった前任者の方々が築き上げてきたというのが、日本人のクオリティで、日本人に任せておけば信頼がおけると。そういった所を積み上げてきた結果、たまたま僕がこういった立場にいて、この先も、日本人のレフェリーが、そういった世界的な大会において、それを継続していくと。立ち位置は変わらないと思うんですね。続きを読む

2010.06 footballweekly.jp掲載

 

試合後の光景は、2004年のアジアカップ優勝後のようだった。まるで全員が試合に出て、全員が得点を奪ったかのような歓喜の輪からは、「他のチームにない力。全スタッフがひとつになれるのが今の日本代表」という言葉が連想される。

相手を崩すためのアクションサッカーを試行錯誤してきた岡田監督率いる日本代表は迷走を続けてきた。岡田監督自身はオランダ遠征である程度可能性を見出していたらしいが、その言葉に同調する関係者は少ない。そんななか、中心選手の不調からチーム戦術の変更を余儀なくされ、「前半はとにかく0−0で守ること。得点はセットプレーやカウンターから狙う」(524日韓国戦後会見)という、目指していたものと間逆の戦術にチェンジした。

連敗と指揮官の混迷に選手たちは奮起した。W杯前の南アフリカ・ジョージでの合宿で、危機感を募らせた選手たちは戦術や様々なサッカーの話をした。「いちいち戦術がどうだとか始まると相手以外との戦いになる。皆現実を受け入れてまとまりました」と中澤祐二は2006年の反省を活かす。代表に合流したばかりの時は浮いた感じのあった本田もチームに溶け込み、「まとまることが日本人の良さ」だと感じたという。

アクションサッカーより、リアクションサッカーの方が選手間で問題が解決できる。ジーコ監督時の日本代表がいい例で、あの時も選手たちだけで問題を解決してきた。だから、いまの日本代表から2004年のアジアカップ時と同じような雰囲気を感じるのかもしれない。

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その是々非々を仲間内やSNSで議論するのもサッカーの醍醐味で、そういった世論がメディアを変え、ザッケローニ監督へのフィードバックにもなる。外国の監督はメディアを気にする。もちろん、こちらの意見がなにかを左右させるとは思わないが、意識は変わる。

個人的には、長谷部交代をもう少し待っていれば、違う手を打つことが出来たと思う。さすがにドログバ対策とはいえ、立て続けに交代カードを切るのは、“リードしている監督”には難しい。

2006FIFAワールドカップドイツ大会の初戦で、選手交代以降に失点したジーコが批判されたように、ザッケローニ監督も批判されて当然だ。もちろん、日本をベスト8に導ければ、批判も賞賛に変わる。続きを読む

「接触は本当にわずかだった。レフェリーの位置も悪く、良い角度に入ろうとしていなかったね。」
2014FIFA
ワールドカップの開幕戦となったブラジル×クロアチア戦。試合直後から「誤審だ」と批判が相次いでいるのが、西村雄一主審の69分のフレッジへのPKの判定だ。
これについて、日韓大会で、韓国×ドイツという組み合わせになった準決勝を公明正大なレフェリングで終わらせたウルス・マイヤー氏が、上述したように語ったとGoal.comは報じている。
私もマイヤー氏と同様で、PKという判定は厳しいものだと思う。ただ、その一方で、ロブレンの腕がかかっていたのも事実である。マイヤー氏は、その腕がフレッジには影響しておらず、フレッジのシミュレーションをとるべきだと主張するが、主審を務めた西村主審は影響したとしてPKをとった。
これを誤審の一言で片づけては、審判文化の成熟はない。
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FIFAワールドカップ2014ブラジル大会が、日本時間の明日午前5時に開幕する。

その開幕戦「ブラジル×クロアチア」の審判団を日本人が務めるということがFIFAから発表された。審判団を務めるのは、西村雄一主審と名木利幸副審、相樂亨副審で構成される「チーム・西村」だ。

開幕戦の主審には、FIFAから「この大会の基準を示してくれ」という使命が与えられている。たとえば、警告を与えることで、「こういったファウルは警告です」と全チームに示さなければいけない。大会の成功を左右する重要な立場となるのが、開幕戦の審判団なのだ。

そんな重要なポジションだけあって、開幕戦の審判団を日本人が務めるのは史上初である。それもあり、昨夜と今朝の情報番組は、このトピックス一色になった。チーム・西村の関係者にも取材が入っているようで、関係者から筆者に「そんなにすごいことなのか?」と電話がかかってきたくらいだ。

では、なぜ、これほどのビッグマッチを日本人が任されたのか?

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あきらかな判定ミスをした審判員をどうすべきか。

たとえば、【別の選手を退場処分としてしまった】主審をプレミアリーグでは、

 

2001年にレフェリーの質向上を目的として設立されたプロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャルズ・リミテッド(PGMOL)は、マリナー主審に対するお咎めは無しとの結論を出し、今週末のプレミアリーグ、サウサンプトン対ニューカッスル・ユナイテッドを同主審が担当すると発表した。

今回の事件で渦中の人となった同主審に対し、格下げといった処分を下すのではなく、むしろサポートすることが大事だと判断したためで、数週間ブランクが空くのはよくないと、今週末の試合を担当させることが決まったという。またPGMOLは、恥ずかしいミスが起きてしまったが、他のレフェリーたちもこの誤審を重く受け止め、このような珍事件が二度と起きないようにすべきとの見解を示している。

 

としている。続きを読む

某大手外資コンサルティング会社のトップマネージャー以上が集まる研修会で、浅田真央とキム・ヨナの比較がコンサルティングに置き換えられて行われていた。それは、両者が、バンクーバーオリンピックに至るまでにどのようなビジョンを持ち、取り組んでいたかという分析だ。

たとえば、キム・ヨナは“007”という欧米人に合った曲を取り入れ、ミスの少ない得意な技での構成を選択した。「ビジョンとは他人に見えないものを見る技術」(ジョナサン・スウィフト)だと言われるように、自分たちがどこを目指すかというビジョンを持つことが、企業もスポーツも重要だという主旨である。
 
それはフットボールも同じで、ヨハン・クライフやアーセン・ヴェンゲルも「勝者のビジョン」という言葉を口にする。そして近年のJリーグも、チームのビジョンが明暗を分けている。続きを読む

「この50cmが世界だ。こういった細かいところを意識しないと」

風間八宏氏の指導で印象に残っている言葉である。要は、シュート練習の際に出すボールも、意識して世界でも通用するスピードと正確性を持たせ、さらにフィニッシュまで徹底しようということだ。 

当たり前に思えるだろうが、それが浸透していないのが現状ではないか。たとえば、JFA公認C級コーチの更新講義の中にあった技術習得の指導実践、トラップで相手を抜きゴールを目指すというもの。相手DFの体の向きや、間合いを把握して、ファーストタッチをどこに置くか判断する。バルセロナの選手たちの得意な部分だ。

これをどう選手に習得させるかという練習ではあるのだが、最終的な目的は“ゴールを奪うため”のはず。 にもかかわらず、これから指導を行う参加者自体が、ファーストタッチが上手くいくと、その後はボーナスのようなプレーになることがほとんどだった。シュートを打って、GKに弾かれても、それを詰めるような姿勢はない。コーチに「最後まで」と声かけされても、スイッチが入らない。もちろん、トレーニングだからというのもあるのだろうが、我々の根底に、ゴールに対する渇きや喜びが欠けている気がする。

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